9/2 リセフェスタ東京レポ
お疲れ様です。小島です。
書いてなかった雑感記事をまとめて書くと言いながら完全に嘘でした。忙しかったということでひとつ。
先週末のリセフェスタ東京に参加してきたのでレポートを書きたいと思います。
・大会に向けての準備
今回はVer.ガールズ&パンツァー戦車道大作戦!が発売して2日後の開催ということで、情報が行き渡っていない状態の初期環境であり様々なデッキタイプが入り乱れるものと想定していました。
まず新カードに関係無い環境の変化は《アヴァロン》の使用制限です。前環境で暴れに暴れ尽くしたため、Lycee Overture初の制限を受けることになりました。
狂った性能のため対雪を常に意識しなければいけなかったわけですが、トップメタから退場したことでSR《西住 まほ》など5コスト以上のキャラが活躍の機会を得るのは想像に難くありません。
新パックの目玉は明らかにSR《西住 みほ》で、各ショップのシングル価格もそれを物語っています。
このカードはAP5という相討ちステータスに加え、攻撃しながら返しのターンにブロッカーに回れる破格の性能を持っています。手札3枚で1列分の役割を持てるということです。
DMGは2と低いですが、詰め状況の強さ以外ではオーダーステップ持ちよりも1人2役をこなせます。省エネできるので他の列に手札を注ぎ込むことができるようになります。
宙単デッキには当確で他の新カードと併せて大幅強化、「大洗女子」アイコンを持っているためスターターの花キャラを中心としたデッキにも同アイコンでコストの色を融通する新能力「アシスト」により無理なく入ります。
アシストの登場により学校デッキという新しい概念が生まれ、新規の方も入りやすくなったと思います。特にスターター限定のカードが普通に強いので花メインの大洗女子デッキは多そうです。
その他の学校デッキは専用パーツばかりなので逆に組みやすく、色拘束はあるもののカードパワーが高くアシストで緩和でき、何よりどの学校もコンセプトが面白いため、一定数いることが予想されます。
日単は序盤から出していける強力なアグレッシブキャラSR《秋山 優花里》を手に入れました。有名プレイヤー曰くジェネリックアヴァロンといった性能で、コストはかかるものの移動能力を持っているため止めにくく、止められたとしてもSP2で他のアグレッシブキャラに比べて盤面で腐りにくい万能キャラです。
こちらもアシスト及び「大洗女子」アイコンを持っているため複数のデッキに投入が予想されます。
意識する優先順位は①宙単②準花単大洗③他の学校デッキ・日単月単等その他のデッキ
以上が大会前の環境予測です。
今回使うデッキについては①②を意識する以外は完全に好みで組みました。
まず発売前にガルパン全話+劇場版を視聴して予習。ガンダムシリーズくらいしかアニメを観ない自分が普段観ないタイプのアニメを完走できたので人類の可能性に感動しました。
そして発売予告ポスターの民族衣装っぽいカチューシャがブッチギリで可愛かったのですが発売してみたら中々いい性能。
雪はこれまで2コスト以下のアタッカーに乏しかったのですがバニラとしては理想的なステータスです。
その他プラウダ関連パーツも良好な性能だったのでプラウダデッキを組み上げることにしました。
プラウダのカードを並べてみて思ったことは
・種類数が特別多くはないのでアシスト目的でほぼ全種必要
・どのカードも役割を持てる
・アタッカーがほぼEX1だがどれも優秀
などです。ガルパン以外のカードでこれをサポートするために入れるべきと判断したのは
・自身を破棄してカチューシャを支えるカード群と相性の良い《ミョルニル》
・DFキャラのAPが小さいため固めるプランを取るためのSR《マシュ・キリエライト》
・カチューシャを固め引いてしまった時にEX1を効率良く還元できる《ファントム・オブ・ジ・オペラ》
・終盤C《カチューシャ》R《ノンナ》の10ダメージコンボを通すための除去
あたりです。
組んだのがこちら。試す機会も無かったので一人回し以外は実戦ゼロでした。
プラウダの各カードについて説明します。
アタッカー陣。全員《カチューシャ》ネームのためプラウダの恩恵を受けることができます。
あくまでAFを全て《カチューシャ》で埋めてDFキャラの能力を盾に殴り付けるのがメインプランで、ガルパン以外に追加したカードで場を固めるのはサブプランです。
R《カチューシャ》はこのデッキで最も優秀なアタッカーです。後述するR《ニーナ》との組み合わせでバトルを支配し、DMG4のお陰で無視することも許しません。
EX1のアタッカーについては何枚にしてもリスクリターンがありますが、今回は初ターン付近の安定性を求めて全て4枚にしました。
雪のDF陣。後衛の連中は全て《カチューシャ》ネームに関するテキストを持っています。
U《ノンナ》以外はDP3のため、SR《マシュ・キリエライト》と共に安全なDP止め要員になります。
C《ニーナ》が一番カードパワーに欠けるため2〜4枚で迷いましたが今回は3枚。R《マシュ・キリエライト》に枠を割きましたが大して活躍しなかったので4枚でいい気がします。
R《クラーラ》は唯一のDP+2効果持ちかつ効果範囲が広く設定されています。迂闊な数値設定の相討ちブロッカーを裏目にすることが可能です。
R《ノンナ》は詰め盤面で威力を発揮します。R《カチューシャ》で8点、C《カチューシャ》とのコンボなら何と10点のダメージを叩き出します。《荊軻》はデカブツ対策もそうですがこの詰めプランを演出する仕事が大きいです。
R《ニーナ》はDFキャラの中では絶対的なキーカードです。DP3/SP3で強固な盤面を構築し、R《カチューシャ》との組み合わせで離れたところにもDP実質+2を飛ばすことができます。
自身のバトル中にも能力を使えるので、自らを手札に戻してバトルを中断することもできます。終盤のサポート強要、U《角谷 杏》等のコストを払うことでサイズの上がるキャラに合わせる等ブロッカーとしても優秀です。
コストも優秀で、余ったEX1を効率良く盤面に還元できます。使い方は様々なので出来る限り得する配置を心掛けています。
以上、構築の際に考えたあれこれです。以下はリセフェスタ当日の対戦結果です。
9/2 リセフェスタ東京 参加者122人 7回戦
R1.4色サンダース/大洗 えんぴつさん ◯
R2.花単 MSX008さん ◯
R3.花単 ホーユーさん ×
R4.大学選抜 フレイメルさん ◯
R5.宙単 しろさん ◯
R6.宙単 すしさん ◯
R7.宙単 メイプルさん ◯
3回戦の敗因は最終盤2ターンの不運なドローでした。手札にR《ノンナ》を残してから2ターンコストを引けず、悔しい負けになりました。
こういうのは付き物なので今回のケースで後悔はありません。次回があればリベンジしたいところです。
そんなわけで6-1で入賞でした。
最大勢力と目された宙単に対して固め戦略を取るプランが当たり、宙単3連戦を制することができました。優勝の雪単も同様のプランを取る仕様だったので、以降は様々なデッキから固め戦略に対する対策を受けることになると思います。
混色の学校デッキで唯一の入賞だったのはプラウダというデッキに対しての自信になりました。想像以上に良いデッキだったので、しばらく選択肢に入れておこうと思います。
大会後は数人で10分ほど歩いたところにあるラーメン屋へ。会場近くに住んでいる友人から熱烈にお薦めされたお店です。
蔵前駅近く「らーめん改」の味玉煮干しつけ麺。麺、つけだれ、チャーシューどれもレベルが高い一杯でした。
連れが頼んでいた貝塩らーめんのスープも少し頂きましたが澄んだ味と貝の風味が絶妙でした。
また是非足を運びたいお店です。
以上、リセフェスタ東京のレポートでした。
しばらく東京周辺での公式大会はありませんが、あわよくばまた遠征したいなぁ…とか。色々な都合がつけばいいですね。
それではまた。